みなさんこんにちは。私たちがモンテッソーリ教育を導入し、30年近くが経ちました。
最初は何もわからない中手探りの状態が続いたモンテッソーリ教育の実践も、松浦公紀先生(日本モンテッソーリ教育総合研究所主任実践講師・センター長)をはじめ、様々な外部講師の先生方の協力を得ながら、着実にその成果が上がるようになりました。
自ら伸びようとする生命は神秘的で、集中して仕事に取り組む姿、「できた!!」と言う元気な声、その度毎に生き生きはつらつと輝く顔、そうした子ども達の中で、私たちは幸せを感じてきました。
“自然で本物の幼児教育”、深まるこの確信を持ちながら「自立していて有能で、他者への思いやりと責任感があり、生涯学び続ける姿勢を持った人間」―モンテッソーリが求める人間像― 一人ひとりがこのように成長してくれることを願って、今日も子ども達の生命に仕える、私たちの実践が続いています。
モンテッソーリ教育とは、子どもの自ら自分を育てる能力「自己教育力」を最大限発揮させる環境や教具(おもちゃ)を用いて、生涯学び続ける姿勢を持った自立した人間を育てる教育です。
自ら育つ環境づくり
発達に必要な体験を積み重ね、充実感を味わうことができる環境を整えることができれば、子どもは自分で自分を育てることができます。 この「環境による保育」を成し遂げるために、私たちは、乳幼児期の特性と発達の姿を常に研究しています。
子どもの力を信じる
子ども達は「成長の課題」と一緒に、それを実行する力を天から授けられています。 私たちは、伸びようとする生命に仕える気持ちで子どもに接し、方向付けをするディレクターでありたいと思います。
こころとからだが一緒に育つ
感性・知性・心と体が一緒に育つ乳幼児期は、動きながら学ぶことが大切とされています。 運動は体だけでなく、精神的活動を活発にし、知性も育みます。脳と体を働かせて学び取った子ども達の「できた!!」という声が、いつも園に響いています。
充実した福利厚生
働く皆さんが、ご自身の人生や未来も大切にできるよう、“働きやすさ”を実現する様々な制度や文化があります。
安心の研修制度
外部講師による保育技術研修や行事研修などの実践研修(OJT)を中心とした研修を行っています。
多くの研修は園内で実施しています。
キャリアパス制度
キャリアに合わせた研修を用意しています。経験実績に基づいてキャリアを決定し、現在26名の先生方がキャリアを持って活躍されています。
役職 | 勤務年数(目安) | 定義 |
副主任 | 8年目~ | 主幹を補助し、現場の運営を担当する保育・教育の責任者 |
専門リーダー | 7~8年目 | 総務・調理の責任者 |
上席チーフ | 6~7年目 | 担当したより広いエリアのチームの責任者としてチームをまとめながら保育・教育の提供が出来る保育教諭 |
チーフ | 5~6年目 | 担当したチームの責任者として職員をまとめながら保育・教育の提供が出来る保育教諭 |
サブチーフ | 4~5年目 | 自立して保育・教育の提供が出来き、後輩の指導が出来る保育教諭 |
リーダー | 3~4年目 | 自立して保育・教育の提供が出来き、一人前と評価される保育教諭 |
※キャリアパスについては、OJTやOff-JTなどの研修を行い、年度末の経験・実績に基づいて評価、決定していきます。
外部講師 松浦公紀先生を招き、毎月1回モンテ職員研修を行っています。
松浦先生の講話から子ども達の発達に必要な保育とは何かを学び、
グループワークでは、子ども達の「やってみたい!」の気持ちを引き出せるよう、
モンテッソーリ教育で使用する教材や提示の方法をベテラン、中堅、新人職員でアイディアを出し合っています。
互いの経験や疑問などをもとに活発な話し合いが行われ、「より良い保育」を目指す、毎回実りある研修となっています。
外部講師松浦先生のご指導のもと、モンテッソーリの教材や英語教材の開発に取り組んでいます。
子ども達がワクワクするような工夫がたくさん詰まっています。
外部講師 佐藤節子先生を招き、初任・中堅職員研修では、保育の心得について学びます。
リズム研修においては、子育て支援のリズム教室に参加し、実際の指導方法を間近で学ぶことが出来ます。
また、和太鼓や合奏の指導についても学び、子ども達の発表会での演奏に生かされています。
モンテッソーリ講師
松浦公紀先生(当園名誉園長)
(日本モンテッソーリ教育総合研究所主任実践講師・センター長)
モンテッソーリ教育
に関する研修をご担当
教材開発や提示についてご指導いただいています。
リズム講師
佐藤節子先生
リズム研修、
初任・中堅職員研修をご担当
リズムや和太鼓の指導、保育士としての心構えなどをご指導いただいています。
リズム講師
佐々木美樹先生
リズム教室をご担当
子ども達に楽しく、体を動かしながらリズム感覚を身につけさせてくださっています。
サッカー・体操講師
望月秀一先生
サッカー教室、体操教室のご担当
サッカーや体操を通して、子ども達に楽しく体を動かすことを教えていただいています。
木工造形講師
土屋紘一先生・次美先生
木工造形教室ご担当
廃材を使った工作や凧、コマづくりなど昔ながらの遊びを通して子ども達の創造力を促してくださっています。
当園ではこのような方を求めています。
よしき先生
(保育園部 勤務1年目)
神山認定こども園を知ったきっかけは何ですか。
私の大学へ求人が来ていたのがきっかけです。求人内容を見て神山認定こども園について知りたくなり、電話をかけて見学をさせて頂きました。
こども園での一日の流れを教えて下さい。
子どもの受け入れ体制を整える所から園での一日が始まります。午前中は朝のお仕度、朝の会や提示、モンテのお仕事などをしながら過ごします。戸外へ出る時には体力づくりなども取り入れています。声掛けをしながら子ども達とコミュニケーションを取ることを大事にしています。
数ケ月働いてみていかがですか。気付いたこと、良かったことなどを教えて下さい。
最初は慣れないことばかりで自分のことで精一杯でしたが、子ども達と接することで視野が広がり、やりがいや達成感が生まれました。まだまだ勉強段階ですが、毎日の生活を通して自分の出来ることや得意なことを見つけていきたいです。さらに、ふれあい教室や誕生会などの行事を通し、自分のやるべき事や役割を果たしていく中で、挑戦してみようという気持ちがさらに大きくなりました。
職場の人間関係やフォロー体制などはいかがですか。
分からないことや疑問点にいても職場の先輩方が優しく教えてくれます。数ヶ月働き自分で出来ることが増えましたが、もっと良くなる点や改善すべき点なども丁寧に指導して頂けるので、実践を通して少しずつ学んでいきたいです。
入職を検討されている方へのメッセージをお願いします。
モンテッソーリ教育を主としている神山認定こども園では、子どもの主体性を伸ばす為の保育を実践しています。モンテ活動や様々な行事を通して子ども達と共にチャレンジできる場所であると私は感じています。ぜひ、この神山認定こども園で一緒に働きましょう。
よしみ先生
(幼稚園部 勤務2年目)
仕事のやりがいや魅力を教えて下さい。
新入園児で毎朝大泣きして母親と離れるのを嫌がっていた子どもたちが、1から園生活を知り、毎日色々な刺激を受けて成長している姿を明確に感じることができたとき、子どもに対して魅力を感じます。保育士として毎日子どもの姿を見守る機会がなければ、部屋の片隅で園服のボタンを留めようと努力する姿に感動できないと思います。
こども園での一日の流れを教えて下さい。
子どもたちは8:25から登園します。その前に朝の消毒・清掃・朝礼があります。朝の支度、トイレ後、午前中はモンテッソーリの活動(提示やプリント活動)をしたり、外遊びを行います。昼は皆で給食を食べ、着替えを済ませてから午後の活動(制作の続きや日常生活の練習となるお仕事)に入ります。14:30に子どもたちは降園します。
仕事をする中で気を付けていることは何ですか。
事故や怪我等安全を守ることは基本的なことですが、とても難しいことでもありますので、毎日安全に過ごす為のルールを確認したり部屋の環境を決めています。自分の言動により、子どもの心が傷つくことがないように心がけています。
職場の人間関係やフォロー体制などはいかがですか。
いつでも相談できる環境が整っています。新しい仕事を覚える時もマニュアル化されていることが多く、取り組みやすいです。クラスの状況等が加味され加配の保育士とクラスを担当することが出来る等、主幹の先生が一人ひとりの保育士とクラスの様子を考慮し、サポートしてくださいます。
入職を検討されている方へのメッセージをお願いします。
モンテッソーリ教育をしっかりと学ぶ環境が整っている園です。研修制度も充実しています。モンテッソーリ教育を学んだことにより、子どもの育ちに対する考え方が自分の中でかなり明確化され子どもを見る姿勢なども大きく変わったと感じています。
① 見学・筆記(作文)・面接
「採用情報」ページの「エントリー」からご応募ください。
当日は「履歴書(写真貼付)」「資格証写し(保育士、幼稚園教諭両方 新卒の場合見込可)」を郵送またはご持参下さい。
※その他必要書類がある場合は、事前にご連絡致します。
② 内定・採用(内定通知を郵送します)
面接を通過しましたら、内定となります。 内定後の詳細は、後日、担当者よりご連絡いたします。
③ オリエンテーション(3月末)
内定後、仕事内容や必要事項について説明を行います。
名称 | 神山認定こども園 |
施設名 | 社会福祉法人 大東会 |
所在地 | 静岡県御殿場市神山1692-4 |
TEL | 0550-87-1586 |
FAX | 0550-87-3168 |
開園年月日 | 平成28年4月1日 |
設置主体 | 社会福祉法人 大東会 |
保育園部園舎 | 鉄筋コンクリート2階建等 1,084.94㎡ |
幼稚園部園舎 | 鉄骨鋼板葦平屋建 704.42㎡ |
学童校舎 | 鉄骨作り平屋建 165.35㎡ |
0歳児保育室 | 鉄骨造合金メッキ鋼板ぶき平屋建 237.27㎡ |
敷地面積 | 園庭等 10,914.00㎡ |
統括園長 | 1人 |
園長 | 1人 |
副園長 | 1人 |
主幹保育教諭 | 1人 |
保育士 | 53人 |
栄養士 | 1人 |
調理師 | 5人 |
外部講師 | 7人 |
保健師 | 1人 |
事務員 | 2人 |
学校医 | 1人 |
学校歯科医 | 1人 |
学校薬剤師 | 1人 |
計 | 77人 |
昭和50年12月1日 | 社会福祉法人 大東会 設立 |
昭和51年4月1日 | 神山保育園開設 定員60名 |
昭和56年7月1日 | 障害児保育の実践(総合保育) |
昭和58年5月1日 | 育児相談室の設置 |
平成元年4月1日 | プレイルームの設置 (モンテッソーリ・メソウドの導入、「環境による保育」を志向) |
平成8年10月1日 | 一時預かり所「こどもの家」を建築し、一時的保育事業を行う |
平成14年3月15日 | 新園舎完成 |
平成14年4月1日 | 子育て支援センター「ラポールの広場」開設 |
平成18年3月20日 | 園舎増築完成 |
平成18年4月1日 | 定員210名に変更 |
平成28年4月 | 幼保連携型 神山認定こども園に移行 幼稚園部園舎完成 定員332名に変更 |
令和3年4月1日 | 0才児新保育室完成 定員352名に変更 |
令和6年4月1日 | マリア・モンテッソーリ子育て支援センター完成 定員370名に変更 |